_arthistorybot's profile picture. 美術史に関する言葉を引用してつぶやきます。試用運転中。出典に偏りがありますが、徐々に登録数を増やしていく予定です。140字におさまりきらず変なところで切れたりしますがご了承ください。

お勧めの箴言やご指摘等があればリプライをお願い致します。

美術史bot

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美術史に関する言葉を引用してつぶやきます。試用運転中。出典に偏りがありますが、徐々に登録数を増やしていく予定です。140字におさまりきらず変なところで切れたりしますがご了承ください。 お勧めの箴言やご指摘等があればリプライをお願い致します。

[...]カロリング王朝の核となる地帯—フランス東北部とドイツ西部—は、まさしく、古典という観点からすれば、一種の文化的真空地帯を代表した。(E.パノフスキー『ルネサンスの春』)


人像や主題の発展を一歩一歩理解させてくれるのは、場所や時代を無視し、彫刻同士を直接対比させる方法である。(J.バルトルシャイティス『異形のロマネスク』)


研究対象は、一般的な表現体系ー「歴史」「芸術」或いは「美術史」という様なーに対して証言することを期待されるのではなく、常に歴史家が其について問うているところのものに従って、それ独自の特殊な真理やメッセージを明らかにするよう期待されるのである。(H.ベルティング『美術史の終焉?』)


有機的事象や手わざの作品はそれを感じ取る芸術家によって多様な変化を許すが、左右対称とかリズムとかの数学的法則は、[中略]少数の例外を除いては全地球上に同一でなければならないこと、この事情は歴史的見地による幾何学的様式の研究を甚だ困難にする。(A.リーグル『美術様式論』)


上部構造の変革は、下部構造の変革よりもはるかにゆっくり進展してゆくので、生産条件の変化が文化のすべての分野で効果を表すまでには、半世紀以上の時間が必要だった。(W.ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』)


人像や主題の発展を一歩一歩理解させてくれるのは、場所や時代を無視し、彫刻同士を直接対比させる方法である。(J.バルトルシャイティス『異形のロマネスク』)


すなわち、現代の大衆は、事物を自分に「近づける」ことを、きわめて情熱的な関心事としているとともに、あらゆる事物の複製を手中にすることを通じて、事物の一回性を克服しようとする傾向を持っている。(W.ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』)


様式は一撃のもとに死に絶えるものではなく、一様式が他の様式の中に、気付かぬように滑り込み、互いに溶け合うものでもない。他ならぬ様式の解体そのものが、その上に様式が築かれている諸原則を監視することを可能にするのである。(H.フォシヨン『ロマネスク彫刻』)


[...]カロリング王朝の核となる地帯—フランス東北部とドイツ西部—は、まさしく、古典という観点からすれば、一種の文化的真空地帯を代表した。(E.パノフスキー『ルネサンスの春』)


方向の変化は、積極的革新よりも、むしろ消極的革新から生ずることさえある。(E.パノフスキー『ルネサンスの春』)


しかし同様に、イコノグラフィーによっては単に基礎が強化されただけであり、本質的な建築物の構築は美術史学によってはじめて実現されなければならないということも、否定することはできないのである。(A.リーグル『末期ローマの美術工芸』)


"見る"ということは受容することではなくて、ひとつの行為、知的、情的な行為である。(M.フリートレンダー『芸術と芸術批評』)


われわればかりでなく、ルネサンスを否定する中世主義者たちが、「彼らの」時代を「中世」という言葉で語り、考えざるをえないということは、ルネサンスの報復を受けたことになるといえよう。(E.パノフスキー『ルネサンスの春』)


造形的芸術意志は、人間と事物の感性的に知覚可能な現象との関係を規則付けるものである。(A.リーグル『末期ローマの美術工芸』)


美しいと見える、或いは商品価値があるように見えるものは全て、重要な書物において賞賛されてきた。そして美しくもなければ、商品価値もないゴシック・リヴァイヴァルの建築は、学術的な定期刊行物の中で一編の短評としてさえも取り上げられてこなかった。(K.クラーク『ゴシック・リヴァイヴァル)


最良の美術史家は個人的な趣味を持たない者である。なぜならば、美術史においては歴史的発展の客観的な基準を発見することが問題であるから。(A.リーグル[弟子のM.ドヴォルジャックに対しての言葉])


有機的事象や手わざの作品はそれを感じ取る芸術家によって多様な変化を許すが、左右対称とかリズムとかの数学的法則は、[中略]少数の例外を除いては全地球上に同一でなければならないこと、この事情は歴史的見地による幾何学的様式の研究を甚だ困難にする。(A.リーグル『美術様式論』)


かくて様式を説明するとは、様式の全般的な歴史的脈略の中に様式を位置づけて、当の様式が同時代の他の諸機関と調和しつつ声を発していると確証することに他ならない。(H.ヴェルフリン『ルネサンスとバロック』)


フランクルの図式の狙いは実際の歴史的発展を記述することでなく、形式の本性に根ざした固有または正常な発展傾向について、これの範型もしくは理想型を提供することにある。(M.シャピロ「様式」)


だが、形というものは、何よりもまずは、変わりやまないひとつの宇宙に息づき動いている生き物である。メタモルフォーズは、きりもなくつねに繰り返しはじまっている。そういうメタモルフォーズを調整し、安定させようとするもの、それが様式という原理である。(H.フォシヨン『形の生命』)


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