doctrine_bot's profile picture. 主に近代以降の軍事ドクトリンや戦術、戦争理論などについてにわかミリオタが120%の偏見で語るbotです。 間違えや追加したいものなどがあればリプやDMお願いします。 随時追加予定。

軍事ドクトリンbot

@doctrine_bot

主に近代以降の軍事ドクトリンや戦術、戦争理論などについてにわかミリオタが120%の偏見で語るbotです。 間違えや追加したいものなどがあればリプやDMお願いします。 随時追加予定。

塹壕戦 WW1のイメージがめちゃくちゃ強いけど、南北戦争とかそれ以前でも普通に使われていた。だけどまさかスイスからドーバーまで塹壕がのびるとは思わなかったでござる。 機関銃と鉄条網がこいつと合わさった時、伝統的な歩兵の密集陣形は戦場から消滅した。


アイランドホッピング 太平洋戦線で米軍が取った浸透戦術の海洋版。前線の相手がガチガチに守っている島は無視して比較的手薄な島に戦力を集中して戦線を無理矢理繰り上げる。あとは海上封鎖と戦略爆撃で相手を兵糧攻めにすればガダルカナる。


人海戦術 「突っ込むだけの能なしw」と侮ってはいけない(戒め)。下等と見下した結果、泥沼になった国が極東にあるらしい。 広大な戦線で同時かつ大量に浸透突撃を行い、敵後方のパルチザンとも連携して敵の兵站並びに作戦遂行能力を奪うって……これ中共版のPU-44じゃねーか!


戦略爆撃 飛行機が発明され、さてこいつをどうやって軍事的に使ってやろうか……と考える間もなくWW1が始まり、戦争が終わって一段落し平和を享受していた頃、 伊「戦略爆撃機ってのを作ってさ、敵の工場とかを根こそぎ吹き飛ばせば戦争すぐ終わるんじゃね?」 全世界「やばい、軍拡しなきゃ」


シュリーフェンプラン WW1前にドイツが計画していたフランス侵攻計画。 要約すると、独仏国境はあえて手薄にして敵の主力を引き込み、通り道国家ことベルギーを通ってそのままパリまで突っ込むぞ!作戦期間は一ヶ月半だ! 徒歩故に以下お察し。小モルトケも色々改良したけど兵站に限界があった。


散兵 銃が未発達の時代は火力を上げるために密集していたけど、銃の進化に伴い歩兵一人当たりの火力が増大し密集する必要がなくなった。 強力な機関銃陣地を前に密集するのは完全な自殺行為。 ドイツのとある中隊は密集陣形で突っ込んだ結果文字通り全滅した。WW1以降は散兵が基本。


核抑止 相互確証破壊理論に至るまで色々あったけど、要するにどっちかが核攻撃したら自分も含めて世界が滅ぶ。当時、世界には地球の全文明を三回破壊する事ができるだけの核兵器があったんだから冷戦ってのは本当に狂ってる。


天才 計画を実行する時には予測不能な様々なアクシデントが発生するけど、そんな諸問題をサクッと解決してしまう人の事。戦争論の一概念。 ナポレオンは全てを自分で解決した大天才だけど、そんな奴まずいねーよww ということで複数の士官にその負担を分散させて小天才を沢山作ろうとした。


塹壕戦 WW1のイメージがめちゃくちゃ強いけど、南北戦争とかそれ以前でも普通に使われていた。だけどまさかスイスからドーバーまで塹壕がのびるとは思わなかったでござる。 機関銃と鉄条網がこいつと合わさった時、伝統的な歩兵の密集陣形は戦場から消滅した。


A2/AD 中国の南シナ海戦略。接近阻止・領域拒否の略。 戦闘機や対空対艦ミサイルを配備しまくって米軍の介入を抑止する。拒否的抑止。 現実空間だけでなくサイバー空間からもサイバー戦やアメリカ世論に働きかけるなどで介入を阻止するぞ!


浸透戦術 熾烈な塹壕戦を如何に少ない損害で効率よく突破するかを考えた結果、別に守ってる所に突っ込む意味なくね? という結論に至った。 工兵を中心とした突撃隊は敵の最小抵抗線から後方の司令部まで浸透し撹乱、その穴を後続が拡大させる。 一定の効果を証明したけど所詮徒歩なわけで……。


絶対戦争 クラウゼヴィッツが提唱した理論上考えられる無限に暴力が拡大していくような戦争。ようするにWW1のこと。クラウゼヴィッツディスりが戦間期に流行ったけど、別に絶対戦争をやれなんて言ってないから! 重要なのは「理論上」というところで、現実にはありえない(と思っていた)


青年学派 19c半ばのフランスで広がった海軍戦略思想。敵艦隊の撃滅ではなく、高速艦や水雷艇、潜水艦などでペチペチと損害を与えることを重視した対英嫌がらせドクトリン。君たちいつも仲良いね。 日清戦争ではこれを採用した日本が勝ったけど、結局戦艦には勝てないよってことで廃れていった。


目的の原則 何を得ようとして行動するのかを決めないといけないよね、という自己啓発本に乗ってそうな原則。戦略レベルから個々の戦闘にまで広く当てはまる。これがはっきりしないといたずらに血を流す羽目に。当然、自分のできる範囲で目的を設定しなきゃいけないぞ!


制限戦争 ヘーゲルに影響されたクラウゼヴィッツが自身の提唱した絶対戦争のアンチテーゼとして掲げた概念。本来の戦争は無限に暴力が拡大していくが、政治的・経済的その他様々な影響によってこの世に現れる戦争はなんらかの制限を受けて収束に向かうという考え。


散兵 銃が未発達の時代は火力を上げるために密集していたけど、銃の進化に伴い歩兵一人当たりの火力が増大し密集する必要がなくなった。 強力な機関銃陣地を前に密集するのは完全な自殺行為。 ドイツのとある中隊は密集陣形で突っ込んだ結果文字通り全滅した。WW1以降は散兵が基本。


航空主兵 戦間期における世界の空海軍では「作戦行動中の戦艦は航空攻撃のみでの撃沈は不可能である」という共通認識を抱いていたが、地中海でイタリア戦艦操舵不能、真珠湾でアメリカ主力戦艦壊滅、東南アジアでは作戦中の英国艦隊が撃沈されるなど、空軍史を大きく塗り替えていった。


航空優勢 制空権とも言う。ある一定空域における自軍の諸作戦を敵の航空機による妨害を受けないで行える状態。制空権だと敵航空機が全く活動できないイメージがあるけど実際はそんなことありえないから航空優勢の方があってるかな。 最初に提唱したのはイタリアのドゥーエ。イタリアをナメるなよ!


海上優勢 敵の艦隊が自由に行動できない状態。制海権とも言う。海上"優勢"とあるように海上でのパワーバランスはあくまで相対的なものにすぎない。敵艦隊を動けなくすればいいから、港湾を機雷で封鎖したりするのもアリ。実際、日露戦争のときは旅順を海上封鎖して陸軍でタコ殴りにしたわけだしね。


モッティ戦術 冬戦争で取られた機動防御・包囲戦術。フィンランドの地形上、分散し間延びした縦隊で侵攻せざるを得なかったソ連軍に対してフィンランド軍は雪中で高い機動力を有するスキー兵で側面攻撃を行い各個撃破していった。 北欧の小国に手こずったソ連は世界の笑い者だ! え、シモヘイヘ?


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