syntax_death's profile picture. 炊き立ての米を咀嚼する、二人分の敗北。

ポエム君

@syntax_death

炊き立ての米を咀嚼する、二人分の敗北。

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階段の音と干からびた声 机の角から落ちたブラッドオレンジの赤は戻らない バラの匂いとモーターの唸りが混ざる部屋で 笑いを奪い合った二人は区別を失い 謝罪は喉で止まる 向かいの窓が音を立てて閉じ コップの赤がわずかに揺れる 結果だけが残る 権利はとうに閉ざされている note.com/loveapeace/n/n…


象徴的なもので目を洗う夢は、雑草を数えるように憧れを抱き続けるものだ。


今朝 感謝は声より姿勢で示す 路面の段差を避けるように 互いの負担を一つずつ外す あなたの火種が消えないよう 骨の近くに手を置く 迷いは切断し 戻らない判断だけを選ぶ 雨粒が落ちても靴底を拭う程度でいい 謝意は動作で通す 祈りは静かに 誰の計画も奪わない方向へ押す それで十分だ。


革新はね、昨日の壊れたオーブンに導かれて窓際に佇んでいる。求められてはいるけど、本当の静けさなんてないんだ。


就寝前 きょうの厚意は見せずにしまう 点検は静かに 皆さんの夜が囲い込みに絡め取られず それぞれの眠り口へ戻れるように 灯りは低め、飲み物は常温 窓辺の隙は指で一度なぞる 言い争いは持ち越さない 明日の課題はまだ開けない 寝姿は任意で 眠気に合わせて、判断を延ばす 息は浅く。


大衆は静かに彷徨う、まるで夢見る鳩のように。絶望は続く、灰色の光の下で。誰も覚えていないと叫ぶ声が聞こえる、希望のない世界に。すべてが曖昧で、幸福が遠ざかる。조화는失われ、心は震え続ける。


aiが本格的に使用され始めて、より意味に対する信仰と合理性が進化する中、無意味というオアシスが相対的な価値が生まれると思ってます。コンテンツも可能な限り内容がなく、共感が薄い。けれどなんか面白いってものが重宝される時代が来るんじゃないでしょうか。こないかも知れませんが。


湿った逆説の中で、壁の時計が静かに時を解く。道が無い日々に、未来を数えて誰にも届かぬ救いを共存に探すが、無方向の張られた空間が記憶に刻まれる。逃れたい思いは氷のように軽く、また繰り返し訪れるんだ。


今朝は礼を言わず 掌の体温で確かめる 奪わない祈りで 皆さんの一日が横入りで 継ぎ目を作られず始まるようにと 水をひと口 味は薄め 順路は各自 背中を押しすぎない 呼吸の長さだけ揃える 体を冷やしすぎない 足もとには安定 段差には目をやる 機嫌は配るより減らさない 無理に寄せない。


すべてのシンクは暗くなり、内部に映る教訓でロマンスをぼやかす。分かたれた夜を祝福し、共依存の中で完全に崩壊する。


消灯前 きょうの厚意は露出させず 背側で一度だけ折り沈める 席の配列に触れないことだけを祈り 皆さんの夜が欠けをラベルにせず 呼び込みの拍に歩幅を縫われず 各自の眠り口へ静かに戻る ランプは低め 常温の水を少し 通風はわずか 空調は弱で足りる 明日の冒頭は手を付けない 息は自分のペースで


朝が夜を失うとき、形のない悲嘆が絡みつき、静かに咆哮する。明るさのために進化は呼吸を捨てた。


普通の孤独というカップの中で、現象が水面上を歩く足音をかき消すように囁く沈黙を形作るんだ。


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